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実体の長いローソク足からわかる相場の勢いとは?

  • 執筆者の写真: Sonoha
    Sonoha
  • 6 日前
  • 読了時間: 2分



こんにちは、サイハナFXのSonohaです。

チャートを読み解く上で、ローソク足の形にはさまざまな意味があります。

今回はその中でも「実体が長いローソク足」に注目し、それが何を示しているのか、どんなときに出現しやすいのかをわかりやすく解説していきます。



実体の長いローソク足とは?


まず、「実体の長いローソク足」とは、始値と終値の差が大きいローソク足のことです。

上昇トレンド中であれば、陽線(終値が始値より高い)の実体が長くなり、下降トレンド中であれば、陰線(終値が始値より低い)の実体が長くなります。


実体が長いということは、それだけ一方向に強く動いたという証拠。

つまり、買い圧力や売り圧力が非常に強かったことを示しています。



実体が長くなるタイミングとは?


実体の長いローソク足は、主に次のような場面で現れやすくなります。


1. 指標発表などの大きなイベント時


雇用統計や金利発表など、市場が注目している経済指標が発表された直後は、相場が大きく動きやすくなります。

こうしたイベントにより、市場参加者の思惑が一気に傾き、実体の長いローソク足が出現することがあります。


2. 重要なサポートラインやレジスタンスラインのブレイク時


過去に何度も反発していたサポートラインや、何度も上値を抑えられていたレジスタンスラインをローソク足が明確に抜けたときにも、実体の長い足が出ることがあります。

これは「これまでの相場観が崩れた」という心理が働き、トレンドに勢いがつくためです。


たとえば、ずっと横ばいだった相場で、あるラインを上に抜けたとします。

すると、「トレンドが出た!」と感じたトレーダーたちが一斉に買いに走り、陽線の実体がグッと長くなります。



実体の長さを見るときの注意点


実体が長いからといって、必ずしもその後も同じ方向に相場が進むとは限りません。

特に、ボラティリティが一時的に高まっただけの場合、次の足で反転するケースもあります。


そのため、実体の長さだけでなく、出現した場所(どの水準か)、相場全体の流れ、時間帯なども合わせて総合的に判断することが大切です。



まとめ


実体の長いローソク足は、相場の勢いを読み取るうえでとても有効なサインです。

特に、トレンドのはじまりや加速ポイントで出ることが多いため、しっかりと意味を理解しておくことで、トレード判断の精度を高めることができます。


今後、チャートを見る際は「実体の長さ」にもぜひ注目してみてくださいね。

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