【FX】テクニカル分析とは?ファンダメンタルズ分析との違いも解説
- Sonoha
- 2 日前
- 読了時間: 3分

こんにちは。サイハナFXのSonohaです。
FX(外国為替証拠金取引)で利益を上げるために欠かせないのが「分析」です。
その中でも特に多くのトレーダーに用いられているのが「テクニカル分析」。
本記事では、テクニカル分析とは何か、そして「ファンダメンタルズ分析」との違いについても、初心者の方にもわかりやすく解説します。
テクニカル分析とは?
過去の値動きから未来を予測する方法
テクニカル分析とは、 過去の価格変動(チャート)をもとに、今後の相場を予測する手法 です。
主にローソク足、移動平均線、RSI、MACDなどの「インジケーター(指標)」を使って分析します。
チャートだけで判断できるのが特徴
テクニカル分析の大きな魅力は、経済ニュースや金利、政策などをチェックせずとも、チャートだけで判断ができるという点です。そのため、短期トレード(デイトレードやスキャルピング)を行うトレーダーに好まれています。
テクニカル分析の主な種類
トレンド系指標
移動平均線(MA):価格の平均を線で表し、上昇トレンド・下降トレンドの把握に役立ちます。
ボリンジャーバンド:価格の変動幅を視覚化し、相場の過熱感を測るツールです。
オシレーター系指標
RSI(相対力指数):買われすぎ・売られすぎを判断します。
MACD:トレンドの転換点を見極めるために使われます。
これらの指標を組み合わせて、「今が買い時か?売り時か?」を判断していきます。
ファンダメンタルズ分析とは?
経済の根本的な要因から相場を読む手法
ファンダメンタルズ分析は、経済指標や金利、政治情勢など、相場に影響を与える外部要因を分析する方法です。
具体的には以下のようなデータが参考にされます:
米国雇用統計
GDP(国内総生産)
政策金利
インフレ率(CPIなど)
地政学リスク(戦争・紛争など)
これらを総合的に判断し、「この通貨は今後強くなるか?弱くなるか?」を中長期的に予測します。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の違い
比較項目 | テクニカル分析 | ファンダメンタルズ分析 |
使う情報 | チャート(価格・出来高など) | 経済データ・ニュースなど |
向いている期間 | 短期〜中期 | 中期〜長期 |
判断材料 | 視覚的にわかりやすい | 数字やニュースの読み解きが必要 |
難易度 | 比較的やさしい | 経済知識が求められることも |
どちらが優れているというわけではなく、目的やトレードスタイルによって使い分けることが重要です。
おすすめ:両方の視点を持とう
サイハナFXでは基本的にテクニカル分析を中心にトレードをしています。
しかし、FOMC(米連邦公開市場委員会)や雇用統計など重要な経済イベント前後は、必ずファンダメンタルズもチェックしましょう。
たとえば、「チャート的には上昇しそうだけど、今週は政策金利の発表があるから、一時的に下げるかもしれない」といった判断をすることもあります。
テクニカルとファンダメンタルズの“ハイブリッド思考”が、安定したトレードにつながると我々は考えています。
まとめ
テクニカル分析はチャートだけで相場を予測できる便利な手法。
ファンダメンタルズ分析は経済やニュースをもとに中長期的な相場を読む方法。
どちらもメリット・デメリットがあるため、両方を理解して使い分けることが理想的。
初心者はまず、視覚的に学びやすいテクニカル分析から始めるのがおすすめです。
FXは「知識」と「継続」が勝率を高めてくれる世界です。
これから分析を学ぶ方の参考になれば嬉しいです。
ご質問や、「この分析方法も知りたい!」というリクエストがあれば、お気軽にコメントやメッセージくださいね。
それでは、次回の更新もお楽しみに!
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