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【FX初心者向け】フィボナッチ・エクステンション(Dエクステンション)の基本解説

  • 執筆者の写真: Sonoha
    Sonoha
  • 4月11日
  • 読了時間: 3分

更新日:6 日前


こんにちは、サイハナFXのSonohaです。

今回は、生徒の皆さまからいただいたご質問にお答えする形で、フィボナッチ・エクステンション(Dエクステンション) に関する基本的な解説をお届けします。


いただいたご質問の中には、

  • 専門用語の意味がわからない

  • 図が無いと理解しづらい

  • フィボナッチの「Dエクステンション」がよくわからない

といった声がありましたので、用語の説明を交えつつ、初心者の方にもわかりやすい形でまとめました。



フィボナッチの基本構造「ABCDパターン」を覚えよう


まず、フィボナッチ分析でよく使われる構造が「ABCDパターン」です。以下のように理解してください。


  • A → B:上昇(または下降)の「第一波」。フィボナッチをこの波に引きます。

  • B → C:A→Bの動きに対する「戻し(リトレースメント)」。いわゆる修正波です。

  • C → D:B→Cの調整を経て、再びトレンド方向へ進む動き。これが「Dエクステンション」と呼ばれる部分です。


アメリカではこのDの位置を「Extension(拡張)」と呼び、フィボナッチを使ってどこまで価格が伸びるかを予測するために使われています。



Dエクステンションの具体的な見方


フィボナッチ・リトレースメントの戻しの深さによって、D地点の伸び(エクステンション)も変わってきます。

Cの戻し率(B→C)

Dの到達目安(C→D)

38.2%

約161.8%

50.0%

約161.8%

61.8%

約161.8%

76.4%

約127.0%

78.6%以上

約118.0%

つまり、「どこまで戻ったか(B→C)」によって、「どこまで伸びるか(C→D)」の予測が変わるのです。



実際のトレードでの活用方法

例えば、A→Bの上昇波があったとして、価格が50%まで戻ってきたとしましょう。

その後、再び上昇していった場合、Dの目安は A→Bの値幅を基準にして161.8% の位置になります。


また、戻しが深くなり、B→Cが76.4%や78.6%まで達した場合は、伸びも控えめになり、D地点は127%〜118%あたりに収まる傾向があります。



スマートトレーダーでの視覚的理解もおすすめ

私がよく使っているツール「スマートトレーダー」では、これらのリトレースメントとエクステンションのゾーンが色分けされており、視覚的に非常にわかりやすくなっています。


  • 赤いゾーン:161.8%まで伸びる可能性が高いエリア

  • 青いゾーン:127%~118%程度にとどまる可能性があるエリア


これらを参考にすると、フィボナッチを使った分析がより感覚的に理解しやすくなります。



最後に:用語や内容が難しいと感じたら、お気軽にご質問ください


分からないことがあれば、遠慮なくメールでお知らせください。

できるだけ丁寧に、わかりやすく解説していきます。


オンラインレッスンにご参加いただくと、より体系的に学習いただくことも可能です。



今回は フィボナッチ・エクステンション(Dエクステンション) の基礎についてご紹介しました。

今後も、読者様からのリクエストにお応えして、FXに役立つ情報を発信していきます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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